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清水友美 TOMOMI Shimizu

◆清水友美の今後の出演情報や、過去のパフォーマンス写真・映像などは、
下記「清水友美」ブログやSNS等
にてご覧頂けます

◎清水友美ブログ  http://ameblo.jp/tomomi-shimizu/ 

◎X (旧Twitter) http://twitter.com/shimizutomomi  

◎Facebook http://www.facebook.com/tomomi.smz 

◎Instagram https://www.instagram.com/tomomi_shonan

◎ラジオ番組FM湘南ナパサ『清水友美のLOVE♡湘南

毎週土曜20:30~21時放送 78.3MHz
サイマルで全国・海外でもお聴き頂けます http://www.jcbasimul.com/?radio=fmshonan783

プロフィール

 茅ヶ崎市出身。武蔵野音楽大学ピアノ科卒業、尚美ディプロマコース修了後、尚美学園音楽研究室員を務める。第6回ヤングアーチストピアノコンクールFグループ銀賞、第6回現代音楽演奏コンクール“競楽Ⅵ”第3位等、多数入賞。「第5回 新しい世代の芸術祭」において、フランスの作曲家リュック・フェラーリの作品を演奏するピアニストとして1位に選出され、’02年に初来日したフェラーリ氏を迎えて行ったソロリサイタルは好評を博す。

 新作の演奏にはソロ、アンサンブル、オーケストラとの共演で意欲的に取り組み、CDやラジオの録音、TVドラマ挿入曲の編曲も担当、バンドやミュージカル公演等ではシンセサイザー奏者としても活動する。

 ’07年以降ビートルズを素材に、作曲家たちが清水を想定して40を超える新作を書き下ろし、2021年迄ほぼ毎年リサイタルツアー「21世紀から見るビートルズ」を行っている。また2020にはコロナ禍において高画質・高音質のライブ配信に取り組み、22年までのソロコンサートはほぼ全てライブ配信を行っている。(文化庁「文化芸術活動の継続支援事業」「ARTs for the future! 」「神奈川文化芸術活動再開加速化補助事業」など)

  ’07年より、あらゆるジャンルのクリエイター集団「Honey Cue」を主宰し、ゲスト(有名振付家の香瑠鼓氏、カブキロックスの氏神一番氏、書家の深津諭美子氏(女優:深津絵里氏の母)、舞踏家の黒田オサム氏、他)をゲストに迎えてコラボイベントを多数開催。2021年コロナ禍で音楽界が苦境に陥ると、いちはやく5月からYouTubeライブでのオンラインイベントを開催し、音楽に不利と思われるZoomの特性を逆に生かすオンライン・アンサンブルや、演奏・ダンス・絵画との即興コラボレーションに取り組み、音楽や演劇、アート、ダンスなど様々なジャンルで活躍するゲストと「オンラインの可能性を探る」トークイベント等を実現させた。またそれらの経験を経て、団体メンバーによる高画質・高音質でのYouTubeライブ配信や、一般向け(年齢や楽器経験を問わず、身体・知的障がい者も含む)のオンライン音楽ワークショップなどのシステムも構築した。

 幼少からモダンダンスを学び、’05年Dance Company Nomade~s主催「Gesicht und Geschichte 顔と歴史」日本公演に、ピアニスト且つダンサーとして出演。ダンサーやパフォーマー、画家、語り手等との即興コラボも数多く、自身も即興の演奏やダンスで、上智大学の学園祭、横浜ZAIM、東京都美術館、相島芸術文化村、横浜BankART 1929などに出演。

 ’09年トーキョーワンダーサイト「EXPERIMENTAL SOUND & ART FESTIVAL」にて演奏や身体表現・語り・映像・美術を組み合わせた総合芸術ソロパフォーマンスで奨励賞受賞。

 ’13年ダンスカンパニーCo.山田うん茅ヶ崎公演「浜辺の歌」にて作曲・編曲を担当し、ライブ演奏(ピアノソロやバンド)しながら、ダンサーとしても出演。1500人収容の茅ヶ崎市民文化会館大ホール公演を盛り上げた。

 ’18年、宮島周作氏主宰によるダンス公演「五彩の気」(ザムザ阿佐ヶ谷)では、有名ダンサー達のダンス音楽作曲を手掛け、演奏・レコーディングも行い、自身もダンサーとして出演した。’19年の同シリーズのダンス公演「身体音」でも作曲依頼を受け、8作品の作曲と2作品のダンス出演を果たしている。

 POPSユニット「foolish fish」ではボーカル、Key.一部の作詞・作曲を担当。地元TVやラジオ、学園祭等のイベントに出演を重ね、’08年には横浜市とNHK主催アートイベント「ヨコハマEIZONE」会期中にネットTV放送局「EIZONE STATION」BGMとしてfoolish fishの楽曲が採用され、番組にもゲスト出演しトークとライブを行った。演劇やミュージカル、自治体(兵庫県加西市等)や企業のキャンペーンソングも手掛け、作曲・歌唱・ダンス指導を担当し、自らも出演した地元劇団のミュージカルは、12年「神奈川スプリングシアターフェスティバル」にて準優勝。

 自身が代表を務める市民団体「湘南SHOW点」は'12~14年度に茅ヶ崎市の助成を受け、茅ヶ崎ゆかりの演劇人「川上音二郎」一座によるシェイクスピア劇を復刻上演した他、一般向けに演劇やダンスのワークショップ、アートイベントを開催するなどイベントプロデュースの分野でも活動。清水は21年まで、シェイクスピア等の川上音二郎一座版 復刻演劇・朗読上演において、劇中音楽全てを作曲・演奏しており、女優としても出演。音二郎版「オセロー」は、13年「神奈川スプリングシアターフェスティバル」にて最優秀賞(神奈川県知事賞)。

 14年の「音貞オッペケ祭」(茅ヶ崎市共催)でも音二郎版「オセロ」を再演、メディアの注目も集めて2日間で約1500名が来場。'16~17年には音二郎版「ヴェニスの商人」、18年は「音二郎版ハムレット」を上演、清水はオフィーリア(音二郎版では「折枝」)を演じ、自作の歌をまじえながらの狂気のシーンは高評価を得た。20年の音二郎版「八十日間世界一週」では準主役のパスパルトゥー(初田譲二)役でコミカルな青年役を演じるなど、その幅広い演技力が高く評価されている。

 2018年には音二郎忌である11月11日に、音二郎版「ハムレット」朗読公演と、清水友美ピアノコンサート「音二郎と茅ヶ崎」を開催。国内外で活躍する作曲家に新作を依頼したところ、幅広くシンガーや女優としても活動する清水を想定して、歌や語りが盛り込まれジャンルを超えた作品が生まれた。また清水自身が作曲した劇中音楽や演劇の1シーン、観客参加型の即興も含めたプログラムで好評を得て、20年に Vol.2・3 、21年にVol.4を開催している。

 俳優としての清水に師事したいという要望が増えた為、21年に演劇集団「ART Lounge」を発足。年齢・性別・障がいの有無を越えて誰もが参加できるコンセプトでスタートし、演技や発声だけでなく、ダンス・楽器演奏なども含めた総合的な表現ワークショップを展開。劇団オリジナルの演目として22年より、広島の原爆をテーマにした初めての戯曲「島」(堀田清美氏)の朗読と、その劇中音楽(近藤浩平氏)のピアノ演奏を組み合わせ、自ら構成・演出。清水が朗読パートと、ピアノ演奏パート(視覚障碍のあるピアニスト佐藤浩紀氏との連弾)の両方をこなす「島」パフォーマンスは高い評価を得ており、24年までに茅ヶ崎・横浜・神戸・藤沢・広島・綾瀬で上演している。

 18年にピアニストとして演奏依頼を受けた事で、被爆ピアノと初めて出会った清水は、その温かい音色を忘れられず、23年には自ら、被爆ピアノと所有者である矢川光則氏を湘南に招聘。被爆ピアノによるコンサートや試弾会を実現させた。さらに矢川氏から、被爆ピアノを描いた「ヒロシマのピアノ」絵本の朗読を依頼されたことがきっかけとなり、オリジナル音楽朗読劇を構成・演出・作曲。清水の率いる「ART Lounge」のWSを受講する知的障碍の方々も含めたオリジナルシーンも創り上げ、毎日新聞など複数のメディアにも取り上げられるなど、インクルーシブな作品としても大きな感動を呼んでいる。23年12月には、広島の被爆ピアノ資料館でも「ヒロシマのピアノ」「島」を上演、清水のソロ演奏による被爆ピアノコンサートも実現した。

 長年、障がい者施設や支援学級などで、コンサートやワークショップの依頼を受けている清水は、舞台でも障がい者やLGBTQ+の方々とのコラボレーションが多い。23年に茅ヶ崎支援学校の有志バンドから「ともに生きる社会かながわ憲章」をテーマにしたオリジナルソングの作詞作曲を依頼され快諾。歌詞に入れるワードは広く公募し、清水の想いも込めて創り上げた歌詞は、当事者やご家族、先生方からも好評を得ている。10代の子供たちが歌い演奏できるよう、覚えやすいメロディーと、ギターで弾きやすいコード進行を心掛けて作曲し、完成したオリジナルソング「やればできる!共生きソング」は、「元気になる」「神曲」との声も多い。24年より意欲的に発表を続ける他、特別支援学校や障がい者をもっと身近に感じてもらえるよう、インクルーシブなプロモーションビデオ制作も構想中。